訪問介護という仕事

「いいね!訪問介護事業所」オープンから一ヵ月が無事に経過しました。

この一ヵ月のなかで沢山の人との「つながり」を持つことができて、ご利用者さんやご家族の方、関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます

まだ一カ月の運営なので偉そうなことは言えませんが、訪問介護の仕事をしていて感じるのは、身体介護や生活援助といったヘルパーとしてのサービス内容が大事なのは当たり前として、それ以前の人と人との関係性が非常に重要だということを強く感じます。

私たちヘルパーはご利用者さんのお宅に訪問し、介護サービスを提供することが仕事です。

ご利用者さんからすれば他人を自宅に招くことは、何だか落ち着かない気持ちになり普段よりも気疲れするはず。

特に、初めてヘルパーを利用される方であれば、尚更気を遣われることでしょう。

本来であれば、自分の身の回りのことは自分でやりたい。

人の手を借りることは本意ではないものの、介護・福祉が必要になった環境でも在宅生活を無理なく継続していくために介護サービスを利用している。このことを忘れてはならないと改めて感じます。

当たり前ですが、訪問する際にはご「利用者さんの今の生活に対する敬意」を忘れないこと。

だからといって、お互いに必要以上にかしこまったり気を遣い過ぎるのも不自然です。

自然な距離感と関係性を時間をかけながら少しずつ作っていくことが、ヘルパーとして重要な役割の土台であることを実感しております。

自宅はご利用者さんにとって、安心できる場所です。

「自宅で自分らしく生活を続けていける」

そのためのサポートを、訪問介護事業所としてこれからも取り組んでいきます。